第3回チームケア学会 ~あなたはどんな最期を迎えたいですか~
第2回目のテーマであった「生きる覚悟」とは反対の方向から、100年を生きることの自覚を問うために最期についてのテーマを設定しました。超高齢化社会を迎える中で「チームケア」の当事者といえる高齢者の方々が最後まで自分らしく生き抜くことをどのように支えるかということを様々な視点で考えた学会でした。
開催日 | 2018年9月11日(火)研究発表会 2018年9月12日(水)基調講演・公開討論会 |
会 場 | 1日目 明治大学 駿河台キャンパス リバティータワー 2日目 明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン |
参加人数 | 498名 |
研究発表大会(70事例)
看取りに関する事例や認知症ケアについて、レクリエーションについてなどの事例が発表され自施設でも取り組みたい新しいことを学べたなど、たくさんの感想を頂きました。様々な事業所の取り組みを聞くことで刺激を受け、モチベーションアップにもつながりました。
基調講演
講師:板橋区役所前診療所 院長 島田 潔 氏
講演テーマ:「あなたはどんな最期を迎えたいですか」
在宅での療養支援のご経験から考える生死観や、様々な視点からの「死」についてご講演をいただきましたお客様や自分自身、自分の家族の死を身近に感じるだけでなく、生き方を改めて考える貴重な時間となり、さらに、日常のケアを振り返る機会や、看取りケアに関する気付きを得る機会となりました。
公開討論会
テーマ:「あなたはどんな最期を迎えたいですか」
<パネリスト紹介>
座長・進行 | 島田 潔 氏 | 板橋区役所前診療所 院長 |
東北代表 | 渡部 周子 | 医療法人社団 緑愛会 |
首都圏代表 | 藤井 典孝 | 社会福祉法人 白山福祉会 |
中部代表 | 米山 裕矢 | 医療法人財団 百葉の会 |
西日本代表 | 桑原 浩 | 医療法人社団 ひがしの会 |
それぞれが異なる地域で働き、異なる生死観や実体験を持った職員が、島田先生を交えて様々な視点で討論しました。