現場で行う研究 ~明日からの実務に役立てること~
目 的 | ・チームケア学会の意図を理解し研究発表に繋げることができる ・研究の目的と方法・結果・考察に沿った内容となる発表ができる |
対象者 | 研究発表について学びたい人、80名程度 |
研究講師 | 東邦大学特任教授 美ノ谷 新子 氏 |
前期
開催日 | 2019年3年7日(木) |
会 場 | クロス・ウェーブ幕張 |
受講者数 | 74名 |
【前期目標】
・研究発表とは何か、研究発表の手順を理解する。
・引用・参考文献の意味を理解して活用方法がわかる。
・研究計画書が作成できる。
「研究とは何か、何の目的で行うのか」という根本的なお話から研究テーマや参考文献の見つけ方や研究方法、研究計画書の書き方などをご講義頂きました。
現場で働く中で、お客様やご家族様と関わる中で「どうしたらいいのだろう」「なんで上手くいかないんだろう」という研究テーマの芽がたくさんあることや、研究をした結果、他人を幸せに出来るだけでなく自分も幸せになれることが現場の強みであるなど、医療福祉の現場で働いているからこその強みもお話頂き、有意義な研修となりました。
後期
開催日 | 2019年5月31日(金) |
会 場 | クロス・ウェーブ幕張 |
受講者数 | 74名 |
【後期目標】
・前期の研修内容を活かした研究に取り組み、抄録が作成できる。
・取り組んだ内容を整理し、結果・考察にまとめることができる。
・研究の目的から一貫性のある抄録に修正・作成することができる。
前期の研究で学んだことを踏まえて研究目的やテーマ、内容を再度考えて抄録を作成しました。その抄録を美ノ谷氏に研修前に読んで頂いた上でご講義頂きました。
題名・目的・方法・結果・考察など、項目ごとに詳しく抄録の書き方をお話頂き、講義をもとに再度抄録を修正しました。
誰もが理解できる言葉を使用し、伝えたいことが聞き手に直球で伝わる事や、誰のための何のための研究なのかを時々振り返ることの必要性を感じる研修となりました。
最後には、個別で美ノ谷氏に抄録や研究実施について相談する時間を設け、それぞれの研究がより良いものに繋がるアドバイスを頂くことが出来ました。